フェラーリ 488スパイダー(新車価格:約3,513万円)、ランボルギーニ ウラカンEVOスパイダー(新車価格:約2,919万円)、日産 GT-R T-spec(新車価格:約2,138万円)、レクサス IS500(新車価格:約1,000万円)など、1台あたり1,000万円を超える高級車やスーパーカーを複数所有し、乗りこなす「あま猫」さん。
YouTubeでは、まるで映画のワンシーンのようなゴージャスなカーライフを惜しげもなく発信し、多くのファンを魅了しています。
一体なぜ、そんな非日常的な生活ができるのか?
「あま猫さんって何者?」「収入源は?」「実家が金持ち?」など、気になるウワサがネット上では飛び交っています。
今回は、そんな注目のインフルエンサー・あま猫さんの“お金の秘密”に迫ってみました!
目次
あま猫はなぜ金持ち?収入源はどこから
あま猫さんの動画やSNSを見ると、多くの人がこう思うのではないでしょうか。
「あま猫さんはなぜ、こんなにも金持ちなんだろう?」と。
特に、あま猫さんがまだ30歳前後と比較的若いことを考えると、そのすごい資産(買った車の総額は1億円を超えるとも言われています!)には、何か特別な理由があるのでは?と考えてしまうのも無理はないでしょう。


インターネット上では、そんな根拠のない噂が飛び交うこともあります。
あま猫は何者?収入源はどこから
実際のところあま猫さんとは何者で、収入源はどこから・いくら入ってくるのでしょうか。
結論、

あま猫さんは、2020年2月から2023年9月までの約3年7か月間、監査法人に勤務していました。
公認会計士試験に合格後、実務経験を積むために監査法人に就職し、YouTube活動と並行して働いていたようです。
2023年9月1日に監査法人を退職していますが、その理由は、YouTube活動においてトヨタやレクサスに関する言及を制限されたためです。
この制約がYouTuberとしての活動に支障をきたすと判断し、退職を決断したとされています。
退職後は、YouTubeを中心に活動を続けており、車系YouTuberとしての地位を確立しています。
あま猫のYouTube収益は2,000万円〜3,000万円
あま猫さんのYouTubeチャンネル「あま猫 / AMA」は、2025年5月時点で登録者数が約37万人に達しています。

彼女は高級車のレビューやカーライフを中心に動画を投稿しており、再生回数も安定して高い水準を維持しています。
YouTubeの収益は、再生回数や広告単価、投稿頻度などにより変動しますが、車関連のジャンルは広告単価が比較的高いとされています。
これらの要素を考慮すると、あま猫さんのYouTubeによる年収は、概ね2,000万円から3,000万円の範囲と推定されています。
また、彼女は自社ブランドのカー用品を販売しており、これも収益の一部となっています。
さらに、公認会計士としての資格を活かし、会計関連の講演やSNSコンサルティングなど、多方面で活動しています。


あま猫の収入・年収は2,085万円〜3,000万円
あま猫さんの推定年収は、ざっくり2,085万円〜3,000万円ちかくと言われています。
内訳はというと…
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監査法人時代の年収は、正社員として働いていた場合で500万円〜1,000万円くらい。仕事の忙しさや役職によっても前後しますが、これは業界ではよくあるレンジです。
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一方、YouTubeの収益はなんと約1,585万円〜約2,145万円と見られています。車のレビューやカーライフを楽しく発信しており、動画の再生回数や登録者数から換算した数字です。
算出根拠
YouTubeの収益は、次のような計算式でおおよその年収を予測することができます。
年収 = 12ヶ月 × 1動画あたりの再生回数 × 月あたりの動画本数 × 0.31円(1再生あたりの広告収入)
再生回数や投稿頻度によって幅はありますが、この計算式を使うことで、YouTuberのおおまかな収益感をイメージすることができます。
あま猫さんのYouTubeチャンネル「あま猫 / AMA」は、2025年5月時点で約37万人の登録者数を誇り、総再生回数は約2億1,859万回に達しています。これまでに投稿された動画は1,262本にのぼります。
あま猫の推定収益(YouTubeの広告収益)を算出すると
YouTubeの広告収益は、再生回数や広告単価により変動しますが、あま猫さんの収益は以下のように推定されています:
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2024年の推定年収:約2,145万円
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累計収益:約5,451万円
月収の例:
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2025年3月:121万円
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2025年1月:222万円
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2024年7月:232万円
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2024年4月:331万円
これらの数値は推定であり、実際の収益は広告の単価や動画の内容、再生回数などによって変動します。
また、あま猫さんは高級車のレビューやカーライフを紹介することで、車好きの視聴者から高い支持を得ています。
地道に積み重ねてきた専門性と、YouTubeでの発信力がうまくかみ合って、収入面でもしっかり結果を出しているようですね。
苦労を乗り越え掴んだ公認会計士という道
あま猫さん、順風満帆に見えますが、実は苦労人でした。
お金に苦労した時代もあったようです。
あま猫さんがどんな人生を歩んできたのか、そのスタート地点とキャリアの道のりはどのようなものだったのでしょうか。
想像を超える、苦労した幼少期
高級車に乗る今の姿からは、もしかしたら「裕福な家庭で育ったお嬢様なのかな?」なんてイメージを持つ人もいるかもしれません。
ですが、あま猫さん自身が語る事実は、そのイメージとは全く逆なんです。


・実家は公営住宅
・納豆1パックを家族みんなで分けて、いつもお腹を空かせていた。
・服は近所の方からのお下がり。靴下は穴が開いたら母が縫ってくれたものを履いていた。
狭い部屋での暮らし。
限られた食べ物。
欲しいものがなかなか手に入らない毎日。
周りの子たちとの経済的な差も感じていたかもしれません。
こうした経験が、あま猫さんの心の中に「いつかこの状況から絶対に抜け出してやる!」という強い反骨精神、ハングリー精神を育てたのかもしれませんね。

栄養士から一転、公認会計士を目指した理由
学歴を見てみると、あま猫さんはまず地元の岐阜県にある短期大学に進学し、栄養士の資格を取りました。
これは、厳しい家庭環境の中で「手に職をつけて、安定した生活を送りたい」という現実的な考えがあったからかもしれません。
しかし、短大を卒業して就職した都内のIT関連企業での経験が、あま猫さんの人生を大きく変えるきっかけになります。
そこで直面したのは、残念ながら当時の日本企業の一部にはまだ残っていた、古い体質の企業文化の中でのセクハラやパワハラでした。
上司からのしつこい交際要求。
それを断ったら仕事で嫌がらせを受ける。
役員から突然、体に触れられる。
こうした理不尽で屈辱的な経験は、若いあま猫さんにとって深い心の傷となり、強い憤りを感じさせました。

同時に、「なぜ自分がこんな目に遭わないといけないの?」、「この状況を根本的に変えるには、自分自身が変わるしかない!」という切実な問題意識を持つようになります。
そして、「会社という組織の中で、自分はあまりにも弱い立場だ」、「誰にも奪われない『確かな力』を身につけなければ、本当の意味で自立することはできない」という、ある種の悟りに近い考えに至ったのです。
猛勉強の末に掴んだ「揺るぎない力」
この「揺るぎない力」を求めて、あま猫さんが人生を賭けて挑戦したのが、公認会計士の資格でした。
弁護士や医師と並ぶ三大国家資格の一つで、とても難しい試験です。
合格に必要な勉強時間は5000時間にも及ぶことも。 引用元:スクールセレクト
栄養士の資格や、もともと持っていた簿記2級の知識は、この挑戦においては、ほんの少し有利になる程度です。
合格率が数パーセントという年もあるこの「超難関試験」に、働きながら挑戦するというのは、まさに人生を賭けた大勝負だったわけです。
その後の数年間は、想像を絶するほど大変な毎日だったことでしょう。
昼間は仕事をして、家に帰ってからや休日はすべて勉強。
寝る時間をギリギリまで削って、友達と遊んだり、我慢したこともあるのでしょうか。


それでもあま猫さんは、歯を食いしばって勉強を続けました。
「二度とあんな惨めな思いはしたくない!」
「自分の力で人生を切り拓きたい!」
その強い気持ちだけが、あま猫さんを支え続けたのです。
そして、約2年から3年という、決して短くはない期間の猛勉強の末、ついに公認会計士試験に合格!輝かしい成果を手にしました。


これは、ただ難しい資格を取ったというだけでなく、あま猫さんが持つ驚くほどの自己管理能力、目標を絶対に達成するという強い意志、そして高い知性を持っていることの証明です。
この大変な挑戦を乗り越えた成功体験が、あま猫さんに揺るぎない自信を与えたことでしょう。
「公認会計士一次試験合格のご褒美に、スバルWRXを買いました。働きながら毎日終電まで勉強し、まるで修行僧のようでした。自分を鼓舞するためのご褒美だったんです」 引用元:ベストカーWeb



あま猫さんは、公認会計士一次試験に合格したタイミングで、スバルWRXを購入しました。
仕事と両立しながら、毎日終電まで勉強を続ける生活がしばらく続いていたため、自分へのご褒美として選んだかたちです。
頑張った実感をしっかり形に残したかった、という気持ちもあったようですね。
あま猫は世界的な監査法人に就職!Big4の噂も
勉強漬けの日々を乗り越え、あま猫さんが選んだのは――
キラキラOLの夢が詰まった、東京・丸の内の超高層オフィス!
しかも入社先は、おそらくあの「Big4」と呼ばれる世界的な監査法人のどこか……!
「Big4」と呼ばれる世界的な監査法人は、以下の4つの企業です。
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デロイト(Deloitte)
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PwC(PricewaterhouseCoopers)
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アーンスト・アンド・ヤング(EY、Ernst & Young)
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KPMG(Klynveld Peat Marwick Goerdeler)
これらの企業は、世界中で監査や税務、コンサルティング業務を提供しており、規模や影響力が非常に大きいことから「Big4」として知られています。
あま猫さんの勤務先は東京都千代田区丸の内に所在する監査法人のいずれかであると推測されています。
具体的には、デロイト トーマツ グループの監査法人である「有限責任監査法人トーマツ」が有力視されています。
あま猫さんは勤務していた監査法人の名前を公開していません。
公認会計士の試験に合格した後、必ずしも「Big4」で修行するわけではありませんが、多くの合格者はこの4つの大手監査法人に就職することが多いです。
特に、デロイト、PwC、EY、KPMGは大手クライアントを扱っており、幅広い経験を積むことができるため、公認会計士としてキャリアをスタートさせる場所として人気があります。
これらの企業では、合格後に「研修」や「実務経験」を積むことになります。
具体的には、監査業務を中心に、税務やコンサルティングなども含めた業務を行いながら、一定の実務経験を積んでいきます。
この実務経験が、最終的に公認会計士としての資格を正式に取得するために必要な要件の一つとなります。
ただし、Big4以外にも中小の監査法人や企業の経理部門などでも実務経験を積むことが可能です。
公認会計士としてのキャリアパスは個人の選択によるため、どこで修行するかは人それぞれです。
高収入だけではない、公認会計士の価値
この選択は、あま猫さんの経済状況をガラリと変える、とても大きな意味を持っていました。
公認会計士、特に大手監査法人で働く場合、その専門性の高さと社会的な責任の重さから、入社1年目であっても、一般的な新卒社員の給料よりもかなり高い報酬をもらえます。

業界の標準として、初年度の年収は約700万円からスタート。
数年の経験を積めば、年収1000万円を超えることも珍しくありません。
あま猫さんの経済的な基盤は、この時点で一気に安定しました。
かつての「極貧」生活からは、想像もできないレベルになったのです。
あま猫さん自身、「YouTubeを始める前から監査法人の給料は安くなかった」と少し控えめに語っています。
ですが、この比較的高額な収入が、後の高級車購入のための頭金、つまり「種銭」になったことは間違いありません。
ローン審査も楽々?絶大な「信用力」のパワー
しかし、「あま猫さんがなぜ金持ちなのか?」という問いの核心、あま猫さんの富がどうやって作られたのかを解き明かす上で、この直接的な収入額以上に、決定的に重要な役割を果たした要素があります。

それが、公認会計士という職業、そして大手監査法人という組織に付随する、とてつもない「与信」、つまり社会的・経済的な信用力です。
監査法人は、上場企業などの財務諸表が正しく作られているかをチェックし、意見を表明するという、資本市場の健全性を支える上でとても大切な役割を担っています。
その監査業務を行う公認会計士は、高い専門知識と厳しい職業倫理を持つプロフェッショナルとして、金融機関はもちろん、社会全体からとても高い信頼を得ているのです。
この「社会的信用は抜群」と言われる揺るぎない立場が、あま猫さんに対して、普通の若い社会人では考えられないほどの、驚くべき「フィナンシャル・レバレッジ(財務的なてこ)」をもたらしました。
その具体的な証拠として最も分かりやすいのが、あま猫さんがまだYouTubeからの収益がほとんどなかった監査法人に入って間もない頃の話です。
Ferrari 488 Spiderが納車されました✨
私にとっては2代目のフェラーリですが様々な新しい発見がありとても楽しい毎日です( ˃ ᵕ ˂ )
今後もクルマを楽しむ姿をたくさん投稿していき、若い年代の方が車に興味を持つきっかけになれたら嬉しいです🎖https://t.co/tBsDdsYeQi pic.twitter.com/Ep2mhT1GVq— あま猫🐈YouTube (@amanecco_cars) April 28, 2023
新車価格で数千万円もするフェラーリのような超高級スポーツカーのローン審査に、比較的簡単に通ってしまったという驚くべき事実があります。
通常、20代後半の若者が、これほど高額な、しかも生活必需品とは言えない趣味性の高い商品のローンを組むことは、とても難しいです。
安定した収入があっても、返済能力や信用リスクを考えれば、金融機関がためらうのが普通でしょう。
しかし、あま猫さんの場合は違いました。
「大手監査法人勤務の公認会計士」という肩書きが、金融機関にとって「返済能力が高く、信用リスクがとても低い、優良な融資対象」だと判断される、何よりも強力な根拠になったのです。

監査法人からの給料が、ローン契約に必要な頭金を準備することを可能にしました。
そして、その金額をはるかに上回る価値を持つ「信用力」という名の見えない資産が、高額なローン契約そのものを実現させたのです。
この、一般の人にはなかなか手が届かないレベルの「信用力」にアクセスできたことこそが、あま猫さんがキャリアの初期段階で、次々と高性能車を手に入れられた最大の理由です。
そして、それが後のYouTubeチャンネル「あま猫 / AMA」の成功の土台となる、魅力的なコンテンツの核(=高級車という資産)を形成できたのです。
もしあま猫さんが公認会計士という、高い信用力を持つ職業を選んでいなければ、これほど短い期間に、しかもYouTubeで成功する前に、複数の高級車を持つという、常識破りの資産形成は不可能だったでしょう。
この「信用力」という、目には見えない、しかし絶大な力を持つ資産が、あま猫さんの「富の物語」の始まりを、力強く、そして華々しく後押ししたのです。
あま猫はYouTubeで収入源が拡大
あま猫さんの様々な収入源の中でも、今、あま猫さんの知名度と経済力を最も象徴しているのは、間違いなくYouTubeチャンネル「あま猫 / AMA」(チャンネルID: @amanecco)でしょう。
趣味から始まったYouTubeチャンネル
このチャンネルが開設されたのは2020年4月。
ちょうど世界が新型コロナウイルスのパンデミックに見舞われ、多くの人々の働き方や生活スタイルが変わらざるを得なくなった時期です。
スカイライン2000GT-R🐈ᩚ pic.twitter.com/454WWc6UjM
— あま猫🐈YouTube (@amanecco_cars) April 22, 2025
監査法人でのリモートワーク導入で通勤時間が減ったり、人と直接会う機会が減ったりしたことが、あま猫さんに新しい活動を始める時間的・精神的な余裕を与えたのかもしれません。
最初の動機は、子供の頃から好きだったアニメ『頭文字D』や、映画『ワイルド・スピード』シリーズの影響で長年持っていた「車への純粋な情熱」を、同じ趣味を持つ人々と共有したい、というとても個人的で、半分趣味のようなものでした。
最初の愛車、スバル WRX STIに関する動画などが、その頃の活動内容を物語っています。
ただの車オタクじゃない!再生回数で稼ぎまくる“あま猫チャンネル帝国”の裏側
チャンネル登録者数が増え、視聴者からの反応が大きくなるにつれて、あま猫さんのチャンネル運営は、単なる趣味の延長から、より戦略的でビジネスを意識したものへと変わっていきます。
コンテンツの中心は、一貫して自身が所有するフェラーリ、ランボルギーニ、レクサス、GT-Rといった高級車や高性能スポーツカーに関する様々な体験です。
具体的には
・納車された時のワクワク感を伝える動画。
・それぞれの車の詳しい内外装レビュー。
・実際の走りを試すドライブインプレッション。
・オーナーだからこそ話せる日常での使い勝手や注意点。
そして、多くの人が気になるであろう高額な維持費(税金、保険、車検、修理代など)のリアルな報告などです。
これらの情報は、車好きにとってとても価値が高く、専門的なコンテンツとして評価されています。
しかし、あま猫さんが他の多くの車系YouTuberと違うのは、ターゲット層をコアな自動車ファンだけに絞らなかった点です。

そこで採用したのが、より幅広い視聴者層、特に車には必ずしも詳しくない層にもアピールするための、計算された戦略でした。
その中心となったのが、「公認会計士の資格を持つ、若くて美しい女性が、超高級車を普通に乗りこなす」という、あま猫さん自身のユニークでギャップのあるキャラクターとライフスタイルそのものをコンテンツにすることでした。
遂に念願のNISSAN GT-Rオーナーになりました🎉・:*:・。
YouTube始めた当初からずっと夢見ていた車両で何度も購入検討していたのですがご縁がなく…ようやく運命の1台に出会えました^. .^ ੭♥️
これからこの子ともたくさんの思い出を作っていきたいと思います🫶今後の動画も楽しみにしていてください🎶 pic.twitter.com/8bcceMUPY6— あま猫🐈YouTube (@amanecco_cars) October 6, 2023
車の専門的な解説だけではく、ドライブ中の飾らないおしゃべり。
あま猫さん自身のファッションやメイク。
訪れたカフェやレストランでの食事風景。
あるいは愛車との間で起こるちょっとしたトラブルや日常の出来事など。
うああぁえあぁぁぁ!!!
まさかのYouTube急上昇ランク11位😹
昨日からチャンネル登録者も4,000人以上増えてて、正直ここまで反響あるとは思わなかったです…( ߹ ߹ )みなさんありがとうございます✨️無職になったので、遂に顔出します。https://t.co/HqHqe8vHg7 pic.twitter.com/og2ZULp49r
— あま猫🐈YouTube (@amanecco_cars) September 3, 2023
パーソナルな魅力を前面に出したVlog(ビデオブログ)的な要素を積極的に取り入れました。
これにより、「純粋に車が好きで情報を求めている視聴者」だけではく、「あま猫さん自身のファンとして、ライフスタイルや人柄に興味を持つ視聴者」、さらには「高級車と美女という組み合わせに惹かれる、よりカジュアルな層の視聴者」をも取り込むことに成功したのです。
「車を楽しむ人もいれば、あま猫さんの日常を楽しむ人もいる」――この多様な視聴者のニーズに応えるコンテンツ戦略が、チャンネルのファン層を大きく広げる力となりました。
注目を集めるサムネイルと収益化
時には、その戦略が議論を呼ぶこともありました。
特に、動画の「顔」とも言えるサムネイルの作り方については、「ちょっとセクシーすぎない?」「あざといのでは?」「再生数を稼ごうとしているのが見え見えだ」といった批判的な意見が寄せられることも少なくありませんでした。

体のラインを強調するような服装や、視聴者の興味を引くような思わせぶりなタイトル。
一部で検索される「あま猫 パンツ」というキーワードに繋がるような、少しきわどいアングルや表現を使うこともあったのは事実です。
これについては、あま猫さんのファンの中でも意見が分かれるところでしょう。
しかし、あま猫さん自身はこうした手法について、ある種の割り切りを持ってこう語っています。
つまり、これはチャンネルの認知度を最大限に高め、再生数を稼ぐための、計算されたマーケティング戦略の一環と考えることができるのです。
あま猫のYouTubeは数十万再生をキープ
実際に、あま猫さんのチャンネルは、特定の動画の再生数が爆発的に伸びるというよりは、コンスタントに数十万回の再生をキープしています。

かつ、視聴者維持率(動画がどれくらいの時間見られたかを示す指標)が高い傾向にあるという分析もあります。
これは、一度あま猫さんのコンテンツに興味を持った視聴者が、熱心に視聴し続けていること、つまり、単なる「釣り」で終わらず、ファン化に成功していることを示しているのかもしれません。
このような戦略的なチャンネル運営の結果、チャンネルは着実に成長を続けました。
YouTubeが提供する標準的な収益化モデル(動画再生に伴う広告収入、月額課金制のメンバーシップ、スーパーチャットと呼ばれる投げ銭機能など)を通じて、かなりの額の収入を生み出すようになりました。
あま猫のYouTube収益はいくら?
具体的な金額は公表されていません。
ですが、一部の報道では、フェラーリの月々のローン支払いが約20万円(これはあくまで第三者の推計値です)とも言われています。
それを十分に賄えるほどの収益を、YouTube単体から得ていることが強くうかがえます。
そして、あま猫さんがチャンネル開設当初から一貫して公言し、実践しているのが、この明確なポリシーです。
新しい魅力的な車を買う。
今持っている愛車に高価なカスタムパーツを取り付ける。
あるいは、一般の人には到底真似できないレベルの高額な維持費(例えば、フェラーリの正規ディーラーでの点検費用など)を支払い、その過程や結果を詳しくレポートする。
この「収益→車への投資・維持→コンテンツの質の向上・話題性の創出→さらなる視聴者獲得・収益増加」という、強力で持続可能な成長サイクルこそが、あま猫さんのYouTubeチャンネルと、それを彩る豪華なカーコレクション双方の、驚くべきスピードでの拡大を支える、まさに「エンジン」となっているのです。
一時期、YouTubeからの収入があま猫さんの全収入の約7割を占めていたという情報もあり、あま猫さんの経済活動におけるYouTubeの重要性の高さが分かりますね。
あま猫が起業家へ転身
YouTubeチャンネルが大きな成功を収め、インフルエンサーとしての知名度がとても高まるにつれて、あま猫さんは、避けては通れない新しい課題、そしてキャリアにおける大きな岐路に直面することになります。
監査法人退職という大きな決断
それは、あま猫さんの本業である大手監査法人での公認会計士としての業務と、副業であるYouTuberとしての活動との間に、見過ごせないレベルの利益相反(お互いの利益がぶつかり合うこと)の問題が出てきたことでした。
監査法人は、その仕事の性質上、監査対象となるクライアント企業に対して、絶対的に厳格な独立性を保つことが法律で義務付けられています。
特定の企業(例えば、監査クライアントである大手自動車メーカーやその関連会社)の製品を、個人のYouTubeチャンネルで頻繁に、しかも好意的に取り上げ、それによって広告収入などの経済的な利益を得ることは、この監査人の独立性の原則に反する、あるいは少なくともそう疑われる可能性がありました。
実際に、あま猫さんが所属していた監査法人からは、「特定の自動車メーカー(例:トヨタ/レクサス)に関する動画での言及を控えるように」といった、具体的な活動制限が課せられたこともあったようです。

また、監査法人という、伝統的で、かつコンプライアンス意識がとても高い組織文化の中で、一個人が、特にYouTubeのような公のプラットフォームで目立つ活動を行うことは、必ずしも良く受け止められるとは限りません。
組織内部からの嫉妬や反発、コンプライアンス部門からの心配、あるいは組織全体の評判や体面への配慮など、様々な要因が複雑に絡み合いました。
あま猫が監査法人を辞めるまでの葛藤
あま猫さんは次第に「このまま監査法人に残り、制限を受けながら活動を続けるか、それとも監査法人を辞めて、より自由な活動を選ぶか」という、厳しい二者択一を迫られる状況に追い込まれていきました。
安定した高収入と社会的地位が保証された公認会計士としてのキャリアを捨てることは、とても大きなリスクを伴う決断です。
しかし、よく考えた末、あま猫さんは自身の可能性を信じ、より大きな成長と自由を求めて、監査法人を退職し、独立の道を選ぶという、人生における重大な決断を下します。
これは、守られた環境から飛び出し、自らの力で未来を切り拓こうとする、あま猫さんの強い意志と覚悟を示すものでした。
YouTuberから起業家へ、ビジネスの多角化
退職後、残っていた有給休暇を使い切り、一時的に「無職」という肩書きになったあま猫さん。
ですが、決して立ち止まることはありませんでした。
すぐに次のステージへ進むために、具体的な行動を起こします。
それが、自身の個人会社を設立し、単なる個人事業主ではく、本格的な「起業家」として活動を開始することでした。
このステップは、単にYouTube活動に専念するという消極的な選択ではありません。
あま猫さんがこれまでのキャリアで培ってきたユニークな資産、つまり「難関国家資格である公認会計士としての高度な専門知識と社会的信用」と、「数十万人の登録者を持つ人気YouTuber・インフルエンサーとしての圧倒的な発信力と影響力」という、異質でありながらも強力な二つの要素を戦略的に組み合わせ、全く新しいビジネスモデルを作ろうという、野心的な試みの始まりだったのです。
設立した自身の会社では、もちろんYouTubeチャンネルの運営・収益化を重要な事業の一部としつつも、決してそれに頼ることなく、活動の幅を積極的に広げています。
あま猫の会社事業内容は?
事業内容 | 詳細 |
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YouTubeチャンネル運営 | ・2020年4月開設・車のレビューやカーライフの動画を投稿・広告収入&メンバーシップ(月額990円)による収益 |
自社ブランド「minet」展開 | ・洗車用品ブランドを立ち上げ・カーシャンプーやタイヤワックスなどを販売・価格帯:2,000円〜4,000円程度 |
会計業務・SNSコンサル | ・公認会計士として会計研修や講演を実施・SNSの活用方法に関するコンサルティングも実施 |

収入構造の変化と経済力の更なる向上
起業家への大胆な転身は、あま猫さんの収入構造にも劇的な変化をもたらしました。
監査法人時代や、YouTubeを始めたばかりの頃は、収入の大部分(一時期は約70%とも言われました)をYouTubeからの広告収入などに頼っていました。
しかし、自身の会社を通じた直接的な事業活動(コンサルティング、研修、講演、商品販売など)からの収益が着実に、かつ急速に増えています。
最近の報道や本人の発言からは、これらの「事業収入」が、すでに「YouTube収入」と肩を並べるか、あるいはそれを上回り始めている可能性が強くうかがえます。
その結果、あま猫さんの現在のトータルの総収入は、安定していた監査法人時代の「少なくとも2~3倍、あるいはそれ以上」に達していると本人が語っています。
これが、複数台の超高級車を余裕で維持し、さらにランボルギーニのような新たな高額投資を可能にする、しっかりとした経済的基盤となっているのです。
一部のメディアでは、YouTube収入だけで月収100万円(年収1200万円)程度ではないか、という推計もなされています。
ですが、これはあくまで憶測の域を出ません。
事業収入を含めた全体の収入は、これをはるかに上回る水準にあると考えるのが自然でしょう。
監査法人からの退職は、あま猫さんにとって決して後ろ向きな選択ではありませんでした。
自身の持つ多様なスキルとプラットフォームを最大限に活用し、よりスケーラブル(拡張可能)で、かつリスク分散された多角的な収益源を作るための、とても戦略的で前向きな「起業家」としての飛躍であったと言えるのです。
あま猫のパパ活疑惑の真相
これほど目覚ましい経済的成功を、比較的若くして、しかも公の場で華やかに実現したあま猫さん。
世間から寄せられる反応は、決して賞賛や憧れだけではありません。
むしろ、成功が大きければ大きいほど、それに比例して、様々な憶測や、時には厳しい批判の声が上がるのも、現代社会における有名税、あるいは宿命と言えるのかもしれません。
根拠のない「パパ活」疑惑への反論

「パパ活(=経済的な見返りを期待して、年上の裕福な男性と交際・関係を持つこと)によって、強力なパトロンやスポンサーから資金援助を受けているのではないか」という類の、とても下世話で侮辱的な噂です。
特に後者の「パパ活」疑惑は、匿名性の高いインターネットの掲示板や、YouTube動画のコメント欄などで、一部の心無い人々によって、しつこく、そして繰り返し書き込まれることがあります。
「実は大企業の社長の妾(めかけ)の子では?」
「裏で怪しい組織と繋がっているに違いない」
といった、何の証拠もないばかりか、明らかに名誉毀損にあたるような誹謗中傷に近い言葉も見られます。

こうした、人格をも否定しかねない悪質な憶測に対し、あま猫さん自身は、自身のYouTube動画やSNS(特にX、旧Twitter)などを通じて、一貫して明確かつきっぱりとした態度で反論を続けています。
そして、自身の現在の成功と資産が、公認会計士試験合格に至るまでの想像を絶する努力と、YouTubeチャンネル及び自身のビジネスをゼロから、試行錯誤を繰り返しながら築き上げてきた確かな実績に基づいた、完全に正当なものであることを、繰り返し、そして力強く主張しています。
「どん底から、自分の力だけで努力してここまで這い上がってきた」――この揺るぎない自負とプライドが、あま猫さんの反論の根底にあるのです。

あま猫の本名や彼氏の噂は?謎に包まれた素顔と徹底した情報管理
これだけ多くの人々の注目を集め、その一つ一つの行動が話題となるあま猫さん。
ですから、あま猫さんの公の活動の裏側、つまりプライベートな情報、特に本名や恋愛事情について、ファンならずとも強い関心を抱くのは当然のことかもしれません。
しかし、あま猫さんはこの個人的な領域に関して、とても慎重で、徹底した情報管理を行っているように見えます。
明かされない「本名」の謎
まず、多くの人が気になるであろう本名ですが、これは現在に至るまで、一切公表されていません。
「あま猫」という活動名は、あま猫さんがYouTubeチャンネルを開設する以前、例えば趣味で参加していたコスプレイベントなど、比較的プライベートな活動の場においても使用していたハンドルネームのようです。
あま猫の苗字は佐藤?
インターネット上では、過去の断片的な情報や、第三者による憶測などから、「苗字は『佐野』ではないか」といった情報が流れたこともあります。
ですが、これらはあくまで推測の域を出ず、本人からの公式な発表や、それを裏付ける確かな証拠は存在しません。
公認会計士という、高い社会的信用と責任を伴う国家資格を持つ人物でもあります。
そのため、安易に本名を公開することには、単なるプライバシー保護という観点だけではく、悪意ある第三者からの攻撃や、職業上のリスク管理といった観点からも、とても慎重にならざるを得ないのかもしれません。
あま猫さんが今後、自ら本名を明かす可能性は低いと考えるのが自然でしょう。
あま猫の彼氏について
恋愛、つまり彼氏の存在や結婚の可能性についても、公にされている情報はほとんどない状況です。
あま猫さんのYouTube動画やSNS投稿において、特定の男性の影がちらつくようなことはほとんどありません。
プライベートでの交友関係、特に異性関係については、意図的に情報を伏せている、あるいは厳格に管理しているように見えます。
過去(2022年頃)に投稿された動画の中で、ファンからの質問に答える形で、「(彼氏は)ちょうど1年くらい、いないですね」、「出会いも全然ないです」と、あっけらかんと語っていたことがあります。
あま猫の理想の彼氏像
理想の彼氏像として、「自分の仕事(公認会計士、YouTuber、会社経営)や、何よりも大切な趣味(特に車への深い愛情と、それに伴う時間やお金の使い方)を、きちんと理解し、尊重してくれる人」といった条件を挙げていました。
公認会計士としての専門業務、人気YouTuberとしてのコンテンツ制作とファン対応、そして自身が設立した会社の経営。
文字通り分刻みの、とても多忙な日々を送っているであろうあま猫さんにとって、純粋に恋愛に割ける時間や精神的な余裕が限られているのかもしれません。
あるいは、メディアに注目される立場として、プライベートな人間関係、特に恋愛関係は、自身の活動とは切り離して大切に守りたいという強い思いがあるのかもしれません。
いずれにせよ、現在のあま猫さんの恋愛状況については、完全に謎に包まれたままであり、憶測で語ることは控えるべきでしょう。
あま猫さんが金持ちである理由についてまとめ
あま猫さんの経済的成功は、偶然や一発のバズではありません。
公認会計士という難関資格を突破した「努力」と「信用」、YouTubeで成功するための「戦略」、そして得た収益を車や事業へ再投資する「実行力」。
さらに、自身の財務知識を最大限に活かし、起業・多角化によってリスクを分散。これらすべてが重なり、唯一無二の成長サイクルを築き上げた結果なのです。
世間の憶測とは裏腹に、あま猫さんは「自らの力で富を創造した」現代的な成功者。
その姿は、専門職とインフルエンサーを両立させた新しいロールモデルとして、多くの人にとって学びと希望を与えてくれる存在です。