【1/26最新】日枝久の3大タブーを徹底開設!とんねるずやクーデターなど詳細まとめ

【1/26最新】日枝久の3大タブーを徹底開設!とんねるずやクーデターなど詳細まとめ

日枝久氏(フジ・メディア・ホールディングス代表取締役相談役、フジテレビの名誉会長、2025年時点で87歳)。

日枝氏はフジテレビ黄金期を築いた功績とともに、その内部に潜む「3大タブー」により注目されています。

このタブーは長きにわたりフジテレビ社内外で語られ、同氏の影響力や社内政治の象徴とされています。

この記事では日枝久氏に関する3つのタブーを詳しく解説します。


1. 日枝久はとんねるずと「蜜月関係」

フジテレビの全盛期を支えた立役者が日枝氏だと言われています。

車の後部座席に座る日枝久氏
出典:smart-flash

背景と内容

    • 日枝氏がフジテレビの編成局長だった1980年代、「夕やけニャンニャン」によってとんねるずがブレイク。

      この成功が、フジテレビの視聴率向上と黄金時代の到来に寄与したとされる。

    • 「とんねるずのみなさんのおかげです」という番組名は、当初「日枝さんのおかげです」とする案があったほど、日枝氏ととんねるずの関係は深かった
      日枝氏のおかげでブレイクしたとんねるず
      日枝氏のおかげでブレイクしたとんねるず

      とんねるずと親交が深いフジテレビ港社長は、かつて「みなさんのおかげです」の制作に携わっていました。
      番組内では、松嶋菜々子さんに対して過激な演出を求めたことがあったとのこと。

とんねるずの番組が低視聴率に陥った際も、ギャラ1,000万円(1回あたり)を維持したまま番組を継続させた。

この対応は、他の番組との不平等感を生み、「とんねるず案件」に触れることが社内タブー化した。

タブーとされる理由

日枝氏はとんねるずを「恩人」として位置づけ、視聴率低迷期でも彼らを重用。これが他の番組制作陣や出演者の不満を招いたものの、反論は許されなかった


2. 女子アナ採用は個人の好み・フジテレビ社内は大奥化

背景と内容

女子アナ採用における個人の好みの影響が長らく噂されている。

フジテレビの河田町時代(現在のお台場移転以前)、日枝氏は毎年正月に女子アナを引き連れて社内を練り歩く「恒例行事」を行っていたとされる。

中居のトラブルに続いて報じられた“女子アナ接待問題”も、元をたどれば日枝氏にたどり着くと証言するのは、元フジテレビ社員だ。

「女子アナを“接待要員”としてスポンサー企業との会食に連れていくのは、編成局長時代の日枝氏の得意技でした。有賀さつきさん、河野景子さん、八木亜希子さんを売り出し、“アイドル女子アナブーム”を作ったのも日枝氏が社長に就任したタイミングです。

引用:smart-flash

2024年6月18日の『日刊ゲンダイ』では、以下の証言が取り上げられている:

「日枝氏が好みの女性を面接で優先的に採用した」

「女子アナを『大奥』のように扱っていた」

タブーとされる理由

  • 「大奥化」との指摘は、社内外での公平性や採用基準の疑念を生み、不透明な運営の象徴となった。
  • これが、社内の倫理観低下や女性社員の士気に影響を与え、批判を受ける一因となった。

3. 「クーデター」による創業家追放

背景と内容

  • フジテレビの創業者である鹿内信隆氏の後継者だった鹿内宏明氏は、1992年にグループ会長の座を失い、経営の実権を握る立場から外されました。このとき、実権を奪う動きを主導していたのが日枝久氏です。
  • 鹿内宏明氏は「グループを私物化している」との理由で解任されましたが、その裏では日枝久氏が進めた「反鹿内宏明派」の動きが大きな影響を与えていました。

 

日枝久氏が経営を掌握するために行った計画は、1990年代初頭のフジサンケイグループ創業家追放(いわゆる「クーデター」)に関連し、フジテレビの経営史において最大の転換点となりました。

この計画は創業者一族である鹿内家からフジサンケイグループの経営権を奪うものであり、そのプロセスと影響には、緻密な戦略と大胆な行動が含まれていました。


1. 背景:鹿内家の経営スタイルと社内不満

  • フジサンケイグループの創業者である鹿内信隆氏が築いた経営体制は、長男の鹿内春雄氏、そしてその後を継いだ春雄氏の妹婿である鹿内宏明氏に引き継がれました。
  • しかし、鹿内宏明氏のワンマン経営は、多くの役員や社員から反感を買いました。
    • 鹿内宏明氏は「グループの私物化」や強引な意思決定を行い、取締役会や株主からも信頼を失いつつありました。
    • 特に、彼の経営方針には反発する声が強く、「フジサンケイグループは一族の玩具ではない」といった批判も聞かれました。

2. 日枝氏の立ち位置と計画

  • 日枝久氏は当時、フジテレビの社長を務めており、グループ内で高い影響力を持っていました。しかし、創業家の支配下にあるフジサンケイグループでは、日枝氏自身も鹿内宏明氏に従属する立場でした。
  • 日枝氏は、創業家の経営スタイルを「グループ全体の発展を阻害するもの」と考え、反宏明派の中心人物として行動を開始します。

具体的な計画

  1. 社内の支持基盤構築
    • 日枝氏は、鹿内宏明氏の経営に不満を抱く役員や社員を味方につけました。
    • 特に、役員会において多数派を形成することを重視し、慎重に支持を広げていきました。
  2. 株主との連携
    • 株主総会での解任動議を通過させるため、日枝氏は主要株主との交渉を行い、彼らを味方に引き入れました。
    • フジサンケイグループ内の主要な株主には、日本有数の企業や金融機関が名を連ねており、これらの株主を説得することが計画成功の鍵でした。
  3. フジテレビ取締役会での動き
    • 1992年7月、日枝氏はフジテレビ取締役会にて鹿内宏明氏の解任を議論する場を設け、反宏明派の取締役たちがこれを支持。
    • 取締役会の決議を通じて、鹿内宏明氏をフジテレビ会長の職から解任することに成功しました。
  4. グループ全体への波及
    • フジテレビでの解任後、日枝氏はグループ全体の経営からも鹿内氏を排除するため、フジサンケイグループ各社の取締役会において同様の動きを展開。
    • 同年、産経新聞社取締役会でも同様の動議が通過し、鹿内宏明氏はすべての役職を失いました。

3. クーデターの結果と影響

ポジティブな結果

  • 創業家支配の解消:
    • 創業家の影響力が排除され、フジサンケイグループの経営が「一族の私物化」から脱却しました。
    • フジテレビはその後も独立した経営方針を推進し、視聴率三冠王の地位をさらに強固なものにしました。
  • 経営の効率化:
    • ワンマン体制が解消されたことで、役員会での議論が活発化し、経営判断の透明性が向上しました。

ネガティブな結果

  • 日枝氏への権力集中:
    • クーデター後、日枝氏がフジテレビ会長に就任し、グループ全体の実権を握るようになりました。
    • その結果、創業家のワンマン経営は解消されたものの、日枝氏個人への権力集中が進み、「新たな独裁」が生まれたという批判が噴出。
  • 社内の分裂:
    • クーデターを支持した派閥と反対派閥の対立が表面化し、組織内の一体感が低下しました。
    • これにより、社員間の士気低下や経営陣同士の不信感が問題となりました。
  • 創業家側の反発:
    • 鹿内宏明氏は、記者会見で自らの解任を「政治的陰謀」と批判し、日枝氏を名指しで非難しました。
    • この対立がフジテレビのイメージ低下につながり、視聴者や取引先にも影響を及ぼしました。

4. 現在の評価:賛否が分かれる理由

  • 賛成派の意見:
    • 日枝氏の計画により、創業家の経営独裁が終焉し、フジサンケイグループの新しい時代が始まった。
    • 長期的に見れば、フジテレビの経営効率化や組織改革が進むきっかけとなった。
  • 反対派の意見:
    • クーデターは日枝氏個人の権力欲によるものであり、グループ全体を「日枝体制」に取り込む結果を生んだ。
    • 「創業家の独裁」に代わる形で「日枝氏の独裁」が生まれ、長期的にはフジテレビの硬直化を招いた。

日枝久氏が実行した「創業家追放のクーデター」は、フジテレビおよびフジサンケイグループの運命を大きく変えた歴史的な出来事です。

この計画は、創業家支配の弊害を解消しながらも、日枝氏自身の権力集中を加速させるという相反する結果を生み出しました。

この点で、日枝氏の計画は現在でも賛否が分かれており、フジテレビの成功と課題を象徴するものとなっています。

タブーとされる理由

  • 創業家を追放した経緯は、フジテレビの歴史における「最も重大な事件」とされている。
  • 日枝氏が経営を掌握するために行った計画は、現在でも賛否が分かれる。
  • 「鹿内家追放」は、フジテレビ内部で語ることを忌避されるタブーと化した。

タブーがもたらした影響

  1. 社内環境の変化
    • 公平性の欠如や女性社員への偏見の助長。
    • タブーに触れることが左遷や解雇のリスクにつながった。
  2. フジテレビのイメージ低下
    • 特権的な「コネ入社」や社内運営の不透明性が視聴者の不信感を招き、視聴率低迷の一因に。
  3. 次世代リーダーの育成阻害
    • 長期にわたる権力掌握が、フジテレビの柔軟な組織改革を阻害した。

日枝久の3大タブーについてまとめ

日枝久氏の「3大タブー」は、フジテレビの成功とその裏に隠された権力闘争や不透明な運営を象徴するものでした。

特に、コネ入社や女性社員の扱い、創業家追放といった問題は、フジテレビのイメージ悪化や内部対立を生む要因となっています。

これらのタブーは、フジテレビの現在の課題を浮き彫りにすると同時に、組織改革や透明性確保の必要性を示唆するものといえます。

1月27日のフジテレビの会見に、果たして日枝氏は姿を見せるのでしょうか。

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